![]() ![]() ![]() ![]() ご家族の応援が大きかったのでは…と思いますが、ご両親をはじめご兄弟の存在は常に協力的でしたか? 基本的に、母はいつも僕の意思を尊重してくれて、小さな頃は様々な機会を与えてくれました。そろばん塾は「3級合格したら辞めてもいい」とか、サッカーチームは「1年通ったら辞めてもいい」というゴールの設定をしてくれました。母はスイミングスクールの練習も、毎回見に来てくれましたし、試合になると父も一緒にビデオカメラに映像を収めて後で作戦会議。1歳違いの弟とは筑波大学の水泳部までずっと一緒でした。 ご家族の結束も強いですね。自信につながるだけの練習量をこなされ、水泳漬けの日々を改めて振り返ると一番励みにしてきた気持ちは? あんまり練習は好きじゃないのですが、試合に出るのは好きです。4年間パラリンピック出場のため厳しい練習を超えて「もうこんな鍛錬はできないから、これが最後の晴れ舞台だ」と思って臨んでも、終了すると「やっぱりもう一度この場に戻ってこよう」と思うんですね。普通の大会と絶対的に違うのは、皆がこの舞台でメダルを取るために4年間練習を重ねてきていて、真剣度がより強いのを感じています。 スイミングスクールへ通っても水泳が好きになれない子もいます。そんなお子さんのいる親へ何かアドバイスをお願いできますか? 幼少の頃は、嫌なら辞めたほうがいいし、他に好きなことを見つけられる機会をつくったほうがいい。水泳が好きでなくても、他に好きなことに出会えるか?です。人からやらされていると、ツライことがあった時に乗り切れません。僕の場合、自分が納得しないと人から何を言われてもやらないところもある。そういう意思の強さがないと、厳しい練習は乗り越えられません。小さい頃の僕は気分屋でしたし、練習をやりたくなかったら全然気持ちが入らなくて怒られる機会は多かった。2時間の練習で最初の20分泳いで、後1時間40分はずっと叱られていたこともありました。ガムシャラでなく、今日やらなくても明日はやろう、といったメリハリはあっていい。チームメイトには「おまえが毎日マジメに練習をしていたら、とっくに世界一になっている」と言われたこともあります(笑)。 自分でパワーを調整するのも意思が必要ですね。ここまで成長するにはコーチの存在も大きかったのでは?今回金メダル獲得に向けて、その意気込みを聞かせてください。 ジュニアの頃は正直言って自分がいいなぁと思うコーチもいれば、いやだなぁと思う指導者もいました。スクールの頃は指導者のことを選びようがないので耐えて練習した頃もありましたが、モチベーションや記録に必ずコーチとの相性は出ます。現在9月のリオへ向けて高城直基コーチに指導して頂いています。高城コーチは、2012年ロンドン五輪の銅メダリスト(200メートル平泳ぎ)立石諒(ミキハウス)選手を指導されているコーチ。日本を代表する水泳指導者です。 ---ありがとうございました! <了> ![]() ![]() 山田拓朗 活動情報 リオ2016パラリンピック出場! ・男子100メートル自由形 |
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