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子供の習い事トップ > ブログ・コラム・特集 > シリーズ・この人に聞く!第22回 > 2
日本バレエ界の草分け的存在 牧阿佐美さん「ジゼル」出演: 牧阿佐美、遠藤展弘 プリマバレリーナとして舞台に立つ1960年代
まねでもいい、その人のいいところを盗むこと「ジゼル」出演: 牧阿佐美、遠藤展弘 プリマバレリーナとして舞台に立つ1960年代
うまい人の真似をするってなかなか難しいかもしれませんね。
人のまねでいいから、いいものを盗みなさいというと、必ずといっていいほど悪いマネをするものなのです。いいものはなかなか盗めないのです。「うまれつきあの人は綺麗なのよ」と思ってしまう。
生まれつきではなく、訓練をして綺麗な体になるのです。

先生は子どもの頃、練習時間はどのくらいされていたのでしょうか。
実は私は、練習が嫌いで本番が好きでした。
母に「ここはもっとこうしなさい」と指導されても、「いやだ!やりたくない」と部屋を出てしまう子でした(笑)。生徒さんは母が怖いからきちんと言いつけを守って、世の中で羽ばたかれていきましたね。(森下洋子さんも門下生でいらっしゃいました) 私は自分のセンスと感覚で踊りたいほうでしたから。でもアメリカで勉強した後、20歳を過ぎてから、基礎がないといいものは踊れないと気が付いたのです。私はアメリカで自分ができていると思っていたテクニックができていないと指導者にいわれたのです。そこで徹底的にしごかれ、ひとつのテクニックを身につけるのに3ヵ月くらい掛かりました。

アメリカでの体験が大きかったのですね。どのくらいの期間、滞在されていらしたのですか。
1年です。まだ1ドル360円の時代。日本からお金をもって渡航してはいけなかったから、いつもお金が無くて「お金がない!早く送ってくれないと死んでしまう!」なんて大きな字で手紙を書いたりしていました。当時のレッスンはクラシックはこの先生、キャラクテルクラスはこの先生、パントマイムはこの先生と、1日3レッスン強制的にやっていました。渡米した当初は語学なんてできませんでしたが、一人で暮らして、一人で勉強していて、それで日本へ戻ってきました。でも、ホームシックにもなれませんでした。毎日やるべきこと、覚えることがたくさんありすぎて、日本を思い出す時は、お金が無いときだけでしたから。

すごい青春を送ってこられたのですね。先生のお考えになる、プリマに必要なこととはどんなスキルでしょうか?
自分自身を見ることができる力でしょう。軽業師になるわけではありませんから、身体能力はダントツに優れていなくても、普通もしくは普通より少し優れていればいい。音楽性、芸術性といった感性が必要となってくるのです。私は15,6才の頃、プリマとして真ん中で踊っていました。その頃は一番上手いつもりでいましたからね。ところが24,5才になると同じプリマで舞台にたっても周りがどう自分を見ているかわかるようになります。自分の踊り方で、周りの人が合わせられるのか。トップをやることによって人の気持ちや全体をまとめることも考えるようになります。踊りながら、冷たい空気、暖かい空気。誰が不満をもっている、客席さえも見えてわかってきます。私は、自分の人間性は、知らぬ間にバレエで創られたと思っています。
バレエに育てられてきたといっていいと思います。

96年英国ロイヤル・バレエ学校で卒業クラスにて。どの国でも英語で指導する。



 

次回予告!

歌人 俵万智さん

次回は、歌人の俵万智さんが登場。デビュー作である歌集『サラダ記念日』は280万部のベストセラー。代表的な短歌【『この味がいいね』と 君が言ったから七月六日はサラダ記念日】では何気ない日常を短歌にし、身近な視点から感情の機微を伝えた。デビュー作から33年経ち、昨年出版した歌集「未来のサイズ」で歌壇の最高峰とされる迢空賞を受賞。世相も織り込む三十一文字で表す豊かな世界、子育てで感じた思いなどお聞きしました。どうぞお楽しみに!

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