現在展開されているバスケットクリニックの対象年齢はおありですか?何か指導で大切にされていることは。 基本的に小中学校が多く、1dayコースとチームパワーアップコースの2種類あります。全国各地からインターネットで受け付けて抽選で当選したところへ訪問しています。多い時は毎週末予定が入っていますね。指導していることで大切にしているのは、バスケットボールの基本と実はコート以外のこと。バスケットの技術的な指導は、女子にとって習得するのが難しいもの。男子は身体能力が高いので、言ったことに対してすぐ反応できてしまうのですが、女子は時間をかけて身につけていくもの。ですから、バスケットコート以外のプライベートで身につけてほしいことも伝えています。 自分たちの子ども時代と比べて変わってきたなと思うことはありますか? 昔はとりあえず体で動いて覚えたものですが、今は言葉で説明して理解してから動くという違いがあります。強いチームですと勝ちたい気合いがありますが、弱いチームや初心者ばかりのチームへもコーチに行きますので、それぞれのスキル、土地柄によってもいろいろです。 大山さんご自身は、体で覚えてきたことをプレイで実現してこられた。 頭でじっくり考えるよりも先に体が動いていましたね。そしてすごく負けず嫌いでした。ぜったい勝つぞ!というような(笑)。それなくしては戦えない。それは他のスポーツでもそうだと思います。昔から「芯は強い」と言われていましたが、バスケットを始めるまで引っ込み思案でした。でも、このチームスポーツをするようになって人とのコミュニケーションも大切にするようになったし、何より積極的になりました。そしてスポーツの厳しさを知ることで、負けず嫌いな性格にもさらに磨きがかかりました。 やっぱり負けず嫌いって、一番大切なスピリッツですよね。ではこの先、どんなふうにご自分のお子さんを育てていきたいとお考えですか。 私も両親に体を動かすことをさせてもらえたので、同じように育てたいですね。あれをしなさい、これをしなさいというお仕着せではなく、とにかく体を使う何かを。根本は、私がやりたいと思ったことを後押ししてやらせてくれた。ですからスポーツではなく、勉強とか他の何かであっても、子どもがやりたいと思うことを後押しするのが親の役目かなと思います。
---ありがとうございました! <了>
活動インフォメーション
2009年予定
JOMOバスケットボールクリニック ・1dayコース,チームパワーアップコース ・JOMOバスケットボール教室 詳細はJOMOバスケットボールクリニックホームページをご覧ください。 http://www.j-energy.co.jp/jomo_clinic/ |
|