![]() ![]() ![]() ![]() 高校時代に人生のきっかけを見出せたのは大きかったですね。かなりオトナっぽい女子高生だったように思いますが? 両親が私の小学3年生の時に離婚をして、母に育てられましたが、その後中学2年生の時に父を亡くし、中3の時は兄も亡くしました。家と学校を往復する時代、人と人が一緒にいられる時間は限られている中で、周りを見れば小競り合いや諍いがある。人間って何だろう?家族って何だろう?と考えるようになりました。 身近な人の死という悲しい体験があったからこそ、さまざまな視点をもち哲学的な思考を持つようになれたのですね。 そんな時に、「国境なき子どもたち」友情レポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材するNGOのプログラムがありまして、まったく境遇の違う国ではどんな価値観をもち、どういう家族観を持っているのだろう?もしかすると私のモヤモヤを払拭してくれるかもしれない…と。まったく自分本位の想いからカンボジアへ行く機会を頂きました。自分の無知を思い知ることになりましたが、カンボジアで傷つけてしまった女の子が帰国する日に「いつまた来ますか?必ず戻ってきてくださいね」と涙して手を握ってくれました。それが原動力となってもう10年以上カンボジアとの交流は続いています。 カンボジア、シリアいずれもコミュニケーションのメインは英語ですか? 英語も話しますがカンボジア語は日常会話程度ならできるようになりました。シリアではアラビア語が難しく、聞きとりも地方によって訛りがあって難しくて。日本語であっても「この人を知りたい!」と思わない限り、言葉のやり取りはうまれないものです。言語がすべてではなく、相手を知りたいという意思があれば言葉の壁を越えて伝わるのだと思います。とはいえ、言語を学ぶのは相手に対するリスペクト。学ぶことすべてはリスペクトなのだ、と高校時代に気づきました。 勉強もよくできる品行方正な女子高生という感じですが、当時好きだったことやハマっていたことはありますか? 音楽が好きで「COUNT DOWN TV」とかテレビを熱心に観てはレンタルショップでアルバムを借りてきたり。当時ロックバンドの追っかけもしていて、真っ黒な服にジャラジャラした鎖のアクセサリーをしたファッションとか。夏休み限定で髪を緑や金に染めてみたり…していましたね。一方で「あしなが育英会」でボランティア活動もしていました。自分がやりたいことだけをやっていた。意思表示がハッキリしていた、と当時私を知る人からは言われます。反抗的だった面もありましたけれど(笑)。 ⇒ [3]を読む ![]() |
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