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子供の習い事トップ > ブログ・コラム・特集 > シリーズ・この人に聞く!第133回 > 2
精神科医、作家 岡田尊司さん大阪府枚方市で、こころの「安全基地」を提供する心と発達の専門クリニックを営む岡田先生。
自信満々な時より、振り返りながら人は成長する。大阪府枚方市で、こころの「安全基地」を提供する心と発達の専門クリニックを営む岡田先生。

愛着は命そのものなのですね。わが家の息子は文句を言う癖に、私が作ったご飯はぺロリと完食します。家で食べることが安心感になっているのでしょうか?

生物学的な意味で、安心感は生きる土台でもあり、命を支える力を持っています。愛着が安定したなかで育ってきた子どもは、持っている力を最大限に発揮できる。愛着が不安定な中で育ってきた子は100の能力を持っていても、50も発揮できない。知能すら左右する。だから「勉強しろ」と口うるさくいうのはあまり意味がない。むしろその子が安定して気持ちを吐露できる関係があれば、その子にとって支えになるのです。

親も手探りでしかないのですが、思春期の子にはどのような心掛けが必要ですか?

その子の支えになるためには、どういうことをすればいいのか?をわかっていくと自然と改善されます。中には親が自分の価値観やルールに囚われてなかなか関係性を変えられないケースもありますが、押し付けや指導ではなく、「安全基地」に徹することが、子どもを最大限エンパワーすることが理解されれば、徐々にかかわり方が変わっていきます。

読み進めるうちに何度も繰り返し読んでしまう文章がたくさんあって、涙がたくさん出てしまいました。自分自身を振り返るとむしろ子どもが小さな頃の方が、これでいいんだと自信をもっていたのですが、成長した今となってみると、あの時こうしていればよかったのでは?と思うことも多くて。全力で応援してきたつもりでも、他にどうすればよかったのだろうか?と。

子どもの本音に向き合えているか?自分の考えを押し付けていないか?と振り返って考えることはとても大事だと思います。自信満々でこれでいいと思っている時の方が、全く見当はずれのことをしている場合が多い。親がこうすればうまくいくのに…と思いこんでいるところに案外落とし穴があるものです。迷ったり、悩むことがむしろ大事です。自分の子どもだから、親に従えばいいではなく、何を感じ、何を求めているのか、本人も手探りですし、親も、本人が「主役」だということを忘れず、遠慮がちに見守ることです。

強がって素直になれないタイプの一方で、気持ちに蓋をするタイプの子には関わりを持とうと試み続けることが大切ですか?

誰だって、本当は心を開きたいのです。ただ、鎧を解くためには、こちらではなく、その子自身の関心に焦点を合わせることが大事です。こちらが聞きたいからと、本人に気持ちを話すように強いてもしんどいだけです。愛着の基本は「応答性」で、求められたら応えるという関係。少しずつ言葉をやり取りして相手の反応をみて、それにチューニングしていく。他人ならできても、親子など近い関係だとつい忘れて侵害してしまう。思春期になってくると一人の人間として尊重することが必要です。

『誇大自己症候群』あなたを脅かす暴君の正体(朝日文庫)

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