「癒しと温かな手の学校」というセラピスト養成学校も作られています。施術される方の手が本当に皆さん温かい。 今、セラピストとして活躍している面々、はじめは皆お客さんとして通われていました。アトピーなど健康を損ねていたのが、足裏を刺激するうちに体質改善につながりました。スタッフで太っているものはおりません。足裏はダイエットに通じるものとして、ある媒体にコラムを3年連載していました。ダイエットというテーマがもっともわかりやすく多くの方に目に留めて頂けるから…という理由で1年に3~4冊ダイエット本を出していました。書籍にしたのは最近ですが、ベビーマッサージや子どもの足裏マッサージも、実はサロンで20年前からやっていることです。 ダイエットは年齢不問でターゲットが広いですが今回子どもに絞って書いたきっかけは? 日本の未来を創るのは、子ども達です。サロンにもお子様が施術にいらしてたり、学校へも講演などに伺いますが、小学生くらいの子ども達が今とても辛そうに感じたことから、改めて足うらマッサージの良さを伝えたいと思うようになりました。どんな夢があるか聞くと、ある生徒からは100歳まで健康でいたいという答えがありました。確かに長寿の時代です。長生きすることが夢になることも大切だけれども、自分の人生において好きなことや、自分だけの夢を見つけて欲しいと願っています。感性が豊かで人間力のあるたくましい大人になってほしい。そして、これを通してお母さんも一緒に学んでほしいという思いから執筆させて頂きました。 著書にも実践者の声が多数ありますが、具体的にどのようなことにつながっていますか? 「発達障がいのある子がおとなしく寝るようになった」「受験前の子どもが落ち着いて勉強するようになった」「睡眠の質があがった」など多数お声は頂きます。私の子ども二人は病気をまったくしなかったわけでなく、上の子は2歳になるまで入退院を繰り返しました。その体験から少しでも我が子の健康の助けになればと思い、始めたのがベビーマッサージです。おかげさまで小学生時代はずっと元気に半袖で過ごしましたし、二人とも足うらマッサージを楽しみにしていました。そんな彼らも長男は28歳、長女は25歳になりました。 ちなみに足裏をマッサージしてお育ちになった二人のお子さんは今何をされていらっしゃいますか? 長男はやりたい道を見つけて大学で学業中です。長女は私と同じ道を選びセラピストとして仕事をしています。新刊に「かしこい子が育つ」というタイトルが付いていますが、賢さは勉強ができることではない。正しいことを判断でき、何処ででも生きていける力が賢さだと私は思います。 |
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