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元横浜高校野球部寮母 渡辺元美さん野球が日常にあった息子の佳明さんは大学野球でも活躍。
食は、人を良くするもの。野球が日常にあった息子の佳明さんは大学野球でも活躍。

野球の練習だけしていたわけではないのがよくわかります。寮母としてうれしかったことは?

うれしかったことは山のようにあってどれか一つ選べないくらいですが、強いて言えば寮母を引退する時に、現役選手が書いてくれた「色紙」です。“ありがとうございました”という言葉に名前を添えているくらいなものだと思っていましたが、この時もらったのは文章となっているメッセージ。その一つひとつが彼らそれぞれの言葉で綴られていました。彼らが選んでくれたプレゼントもありましたが、色紙が何よりも感激しました。やっていてよかったと思えた瞬間でした。寮母引退は私にとって人生の一つの区切りでしたから。

今は新たな場でお仕事なさっていますが、どのような環境ですか?

桜美林大学でアメフトや陸上などアスリート選手の寮で管理栄養士として務めています。高校生とは違って少し大人の集団で45名。朝と夜の食事を作る栄養担当です。今は複数の管理栄養士がいて交代制勤務。私は横浜高校の寮母時代に病欠したことがありません。インフルエンザになった選手を看病しても移らなかったですし、ノロウイルスが流行った時も感染しませんでした。強靭な肉体です(笑)。

気合が違うのでしょうね。著書を通じて、今後どんな活動をされたいですか?

食は「人を良くする」と書きます。食事をきちんと食べることで体はつくられ、フィジカルだけでなくメンタルも鍛えられる。毎日食べるもので体がつくられていく。作ってもらっていることに感謝して食べることをスポーツする子に伝えていきたいです。夏の強化合宿でご飯をつくるお母さんたちに献立アドバイスなどもしています。これまで自分が培ってきたことで少しでも貢献できればと思っています。

ご飯を作ってもらうことで感謝の心が自然にうまれるものですね。家庭だと当たり前のようになって、親子だとぶつかることも多いです。

家庭ですと嫌いなものなら作らないという発想になりがちですが、寮生活ですと皆が同じものを食べますから嫌いなものでも残してはいけない。寮で過ごしているうちに食べられるありがたさに感謝するようになりますし、食べかたも変わります。

同じおかずでも一人ひとり好みに合わせて量を調整し、好き嫌いをなくす努力をした。

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