これまでデフィオの活動を続けてきて、うれしかったことは? 3部に昇格できたこと。最終節に今まで勝てなかった相手に勝った。挑戦し続けることが大事だと実感しました。またフットサル教室の参加者の方に、息子さんが楽しく通えているのは奇跡!と言ってもらえたことです。障がいのある子ども達や、家族に必要としてもらえるのはうれしいです。 デフィオの活動をもっと関心をもってもらうためにメッセージをお願いします。 デフィオは「挑戦」をテーマに活動しています。挑戦は誰もが楽しめる。挑戦は行動することとつながっています。例えば障がいのある人は、デフィオのようなチームがないからできない、とか、障がいがなくても制限をかけて今はやめておこう、とか。いろんな壁や挑戦の瀬戸際がある。でも、ちょっとやってみれば楽しめる。デフィオが一歩上を目指して挑戦する姿を見せたい。 2019年が始まりまもなく元号も変わります。今後どのような活動を予定されていますか? 更に障がいの有無種類を越えてメンバーを増やしたい。デフィオならではの個性的なメンバー達が本気で挑戦する姿を見せたいし、共感や発見を広めたい。今は聴覚障がい、知的障がいの人と障がいのない人で構成していますが、今後は脳性まひ、精神疾患の人も参加できるようにしたい。そうすることで視野も広められるし、みんなで高みを目指せる。そういう姿をもっと多くの人に見てもらいたいです。そしてチャレンジフットサル教室の参加者を増やしたい。障がいがあっても挑戦する楽しさをフットサルで伝えたい。子どもや家族対象にフットサルを通じていろいろな挑戦ができる機会をもちたいと思います。 意欲的ですね。では最後に習い事を考える親にアドバイスをお願いします。 迷ったらやってみてほしい。考えていても答えは出ないと思う。行動してみてわかることがあるはずです。やってみて途中でやめてもいいと思う。その経験は絶対にいきるから。無駄なことはひとつもない。そして「その子なり」があるので、いろんなことに触れてみること。体感したことは必ず糧になるはずです。たとえ障がいがあっても「自分なり」を大切にし、挑戦することを楽しんでほしいですね。 ---ありがとうございました! 2018年12月取材・文/マザール あべみちこ バルドラール浦安デフィオ 活動予定
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