![]() ![]() ![]() ![]() ものすごい熱意。その熱量があったからこそ、仕事もいろんな扉を開いたのでしょうね。 あの会社に入りたい!とかではなく、憧れる世界で仕事ができたら楽しいだろうなぁ、という思いでした。結局MTVでインターンを2年生からやらせてもらって、4年生で就職先が決まるまで長く勤めていました。どんどん音楽業界が縮小していく中で、MTVも規模が小さくなっていって、お世話になっていた社員さんたちがレコード会社なんかにちらばっていったんです。なんとか繋げていただいて、わたしも某レコード会社に就職が決まっていました。お試し期間として卒業前からそこで働かせてもらっていていましたが、妊娠が発覚して…すみませんが、と内定を辞退することに。 大学4年生22歳って、10年前のことですものね。ついこの間のことのような?高校時代は生徒会長も務められたのは仕切るのがとてもうまいし、天性ものを感じます。 私自身はあんまり変わっていない気がしますが、子どもたちの3つの個体が大きくなっているのを見ると、それだけ時間が経っているのだなぁと感じます(笑)。生徒会長は、皆を代表して先生と闘ってみたかったというのもあります。生徒会長でもスカートを短くして何がいけないんですか?と抗っていましたし、予算委員会でも各部の予算分配が不公平という声があれば、新しい予算編成を考えるよう部長同士にハッパをかけたり、楽しかったですね。 今、気になっているニュースはありますか? この間テレビで知ったのですが、食糧問題。30年後、人口が100億人近くなると、肉が食べられなくなるそうです。食肉に代わる何かを作らないと…というテーマで、コオロギのタコスを臭いと言いながら食べるタレントさんを観て、その頃には死んでいたい…と思ってしまいました。私は美味しいお肉を食べてこられたけど、子どもたちやそのまた子どもたちには食べさせてあげられないのか?って。細胞を使った人工的な培養肉も開発されているようですが、それなら昆虫を食べる方がオーガニックな気もするし。どうすればいいんでしょうね?できるだけ人工的なものは食べさせたくないです。 せめてフードロスが出ないよう、おいしいものを少しだけ食べるよう心掛けたいです。では明日香さんから子どもの習い事を考える同世代の皆さんへアドバイスをお願いします。 習い事は、合っている子は何個同時にやっても上手にこなせるものだと思います。いろんな習い事で予定が埋まっても、それを楽しめる子もいます。だけど、皆がそうじゃない。うちの子たちは放課後は学童でめいっぱい遊ぶか、家でダラダラしているのが好きみたい。そういう子にピアノを習いなさいと言っても何もなりません。「こんな習い事があるよ」と選択肢は見せてあげたいけれど、こういう風になってほしい、とか、これくらいできていないと…と大人の事情を押し付けたらいけないなぁと思います。うちは3人分の送り迎えを考えると、一緒のところで何かやってほしいのですが、性格も違うし、やりたいことも違うので、そういうわけにはいかず。だったら自分で通えるようになってからでいいか!と親の勝手な都合も正直あります(笑)選択肢は見せつつ、食いつきを見逃さず、好きなことと学べる場をつなげてあげるのが親の役目だと思います。 ---ありがとうございました! 2020年1月取材・文/マザール あべみちこ ![]() ![]() 和田 明日香 書籍紹介
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