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女流棋士 香川愛生さん将棋は小学校の先生を負かすほどの腕前で一目置かれていた。
運に左右されず、実力で上を目指す将棋界。将棋は小学校の先生を負かすほどの腕前で一目置かれていた。

お母様が全身全霊で応援してくださったことも力になったのですね。そこまで将棋に夢中になれた理由は何でしょう?

まず将棋は実力によって級位が認定されます。最初、私は14級という下から2番目の級位でした。できることが増えて技術が上がると、級が一つずつ上がっていく。実力で上がれるのが気持ちよかった。水泳教室では、息継ぎできたらクラスが上がる…といった基準はありましたが、将棋はもっとハッキリと結果で上がれるので、遣り甲斐がありました。努力したことを盤上で試せ、結果となり、級が上がる。この一連の流れで、達成感をコンスタントに感じられました。どんどん頑張ろう、次の目標はこれだ!…と次々と取り組むことができたことが背景にあります。

頭脳戦ですね!盤上で結果を出せるのはプロになっても?今、最年少記録を次々に塗り替えて将棋界を湧かせている藤井聡太二冠をどのようにご覧になられていますか?

プロになってからは条件は変わりましたが、将棋は運の要素がないゲーム。自分の実力、準備、努力…そうしたものが素直に反映されるので、厳しくも遣り甲斐があります。藤井聡太二冠は、プロの私たちからしても信じられない強さです。特に、あの年齢(現在19歳)でこれだけの実績と実力があるのは、同じように将棋をやってきて、将棋の難しさも知っているので、より現実味がない強さです。才能もあって努力もされていて…感じることはたくさんありますが、藤井聡太二冠に関しては、もともと特別なものをもっている何百年に一人の方では…と感じています。

やはり藤井二冠はそれだけ神がかった逸材なのですね。香川さんが女流棋士としてプロデビューをした15歳という年齢は早い方でしたか?

早い方なのですが、10代でデビューするのはそれほど特別なことではありません。また女流棋士は、棋士とシステムが異なります。「将棋は女性がやるものではない」と言われていた時代もあったそうです。将棋は戦争のゲームで、王様を取り合う激しさがあります。そういった背景があって、将棋を指す女性は少なかった。ただ戦後になり、女性も将棋を指すことが将棋界の普及にもなるだろう…とできた職業が女流棋士なのです。ほんの47年前に公式に女性のプロ制度が発足しました。ですから、400年もの歴史のある棋士と、発足して47年の女流棋士はそもそも位置づけが異なります。共に目指すのは将棋の普及ですが、別の職業なのです。3年前に執筆した著書「職業、女流棋士」(マイナビ出版)に詳しく書いてありますのでよろしければぜひお読みください。

そうなんですね!女流棋士という職業は奥深い。まだ知らないことがたくさんありそうです。

新しい職業なので、時代と共に自分たちがどんな役目を担っていくべきなのか考えなくては…と意識しています。何もせずにいるよりも、私は将棋普及のために何かできることをと思っています。株式会社AKALIを一緒に運営している共同経営者の方は、将棋で培った決断力や戦略、先読み力でビジネス界のトップで活躍されています。こういった将棋の効果も広めていきたい。会社の運営や、YouTubeの配信なども、すべて将棋の普及のために始めたことです。オンライン・オフラインイベントや、新機軸の将棋ゲーム開発、プロモーション事業など、これまで将棋界で取り組まれていなかったことに挑戦しています。

まさに誰の真似もせず道を切り拓いていますね。将棋の道を究めプロになるのは小さな頃から思い描いていたことでしたか?

小学6年生の時に全国大会「女流アマ名人戦」で優勝してから、プロを意識するようになりました。最年少記録でしたが今も塗り替えられていません。日本一になれた経験で、もっと高い所を目指せるかもしれないという気持ちにさせてもらえました。将棋って運の良さで左右されないものです。トランプみたいにカードをシャッフルすることもなく、サイコロのような要素もない。自分の考えていることがそのまま出るから理不尽な思いはしませんし、逆に言うと騙せないものなんです。

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