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地域と学校をつなげる「よのなかnet」主宰 藤原和博さん[よのなかnet]は、“新しい日本人”のライフスタイルを模索するサイト。
学校に「出島」をつくり、地域力を活性化[よのなかnet]は、“新しい日本人”のライフスタイルを模索するサイト。

教育を変えていく解決策として、何をしていくべきでしょう?

学校に「出島」をつくるんです。僕が推進している「よのなか科」でやっていることは、週1コマでもいいから地域の人が授業に参加して子供達と一緒に学べるようにする。異なるカルチャー、異なる考え方、異なる技術や知恵が交流する場になるわけです。もう一つは、毎週土曜日に教員以外のボランティアに勉強を教えてもらう「土曜寺子屋(ドテラ)」。これも「出島」の一種。
これから団塊の世代が退職すると、単純計算で全国の学校1校に100人くらいの経験豊かな地域人材が戻ってくる。100人もいれば少なくとも数人は、教職に就いていた人や知恵や技術の豊富な人がいるはずでしょう。会社を卒業してからの、とくに男性の生き方が問われる時代だと思いますね。

地域社会での人材の活用の仕方、これからますますニーズが高まりそうです。

元三井物産とか、元三菱商事とか、そんな企業時代の肩書きがまったく通用しないのが地域社会。名刺を取っ払って、元**会社という肩書きのない人を迎え入れよう。それが、「学校支援地域本部」の役割でもあります。ボランティアとして参加してもらい、算数とかテニスとか囲碁とかを子供達に教えてもらう関係をつくる。中学生の頃は特に子育てが難しくなって、自分の母親のことを「くそババァ」とか言う時代。教員にも反抗的だったりしますが、近所のおじさん、おばさんとナナメの関係を結ぶことで、違う「つながり」が生まれますよね。

オープンスクールのような何ヶ月か一度の公開授業ではなく、PTAのような強制ボランティアでもなく、地域と学校がゆるやかにつながる「出島」構想が広まると素晴らしいですね。

年に一度の公開授業なんて意味がない。毎週毎週公開され、大人と子どもが一緒に学ぶ[よのなか]科の授業が真に学校を開いていくんです。土曜日や放課後も開放して、大学生や塾の講師を含めた地域の教育資源の方々が寄り付く島をつくる。地域本部があれば、学校と外部との仲介役にもなってくれるでしょう。

では最後に、習い事を考える親へ何かメッセージをお願いします。

親と子の縦の関係ではなく、お姉さん役お兄さん役おじさん役おばさん役というような(利害関係のない第三者との)ナナメの関係づくりを誰に頼むか考えるのが親の役目。縦の関係より、ナナメの関係で子どもは勇気づけられるものなんです。ナナメの関係が欠乏すると、ついつい守りに入ってしまう。勇気をもてず、自尊感情が低くなる。ナナメの関係を誰とどのようにネットワークするか、つなげるか、を考えてほしいですね。

 

---ありがとうございました!
教育現場の改革というよりも、教育を通して世の中を変革していこうとする藤原さんの行動力、実行力は素晴らしいです。情けない政治家の失言が続く日本ですが、藤原さんのような方がリーダーならきっと変わるはず!公立中学へ期待することがほとんどなくなっている今、杉並和田中の試みは親の私が通いたい仕組み。教育を変えていくには、教科書ではなく人なんだというお話。その通りだと思いました。大阪での教育改革も始まろうとしています。我が家のある横浜にも、ぜひぜひ藤原さんにいらしていただきたい!と強く願っております。

<了>
取材・文/マザール あべみちこ

活動インフォメーション
著書「つなげる力」文藝春秋/定価1500円(本体価格1429円+税)

「つなげる力」
文藝春秋/定価1500円(本体価格1429円+税)

まったく違う要素をつなげることで、新しい人生が開ける! 公立中学と超進学塾サピックスを合体させた「夜スペ」 中学生と社会をダイレクトにつなげた[よのなか]科 どのように発想し、行政のしがらみの中でどのように障壁をクリアし、 プロジェクトを発展させていったか?この本を読めばわかります!

 
3月6日発売予定「本当の友だちって、どんな友だちだろう」(朝日新聞出版)

「本当の友だちって、どんな友だちだろう」
(朝日新聞出版)

ケータイのメル友って、本当の友だち? 友だちって何だろう?を小学校の3~4年生から読める言葉で問いかけます。 大好評の前作『キミが勉強する理由』(朝日新聞出版)とともに、お子さんに読ませてみて下さい。利きますよ(笑)!

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