パパイヤさんはダンサーであり、振付師でもあり、現在はNHK大河ドラマ「天地人」も出演されて、俳優さんとしても存在感があります。一時期のパパイヤさんよりずいぶんシェイプされたような。役作りでしょうか? 僕の仕事は、ダンサーから出発しました。10代はTDLで踊ったりしたこともありました。30歳過ぎてからは振付師としてミュージシャンの振り付け指導をしていました。 物語の裏話もあっておもしろいです。今年いっぱいドラマは続きますよね?健康管理も大変ですね。 撮影自体は10月には終了します。僕が最終回まで出るかわかりませんが、登場人物がそろそろ少なくなってくるんじゃないかな、全47話で完結ですから。 加圧トレーニングで体がどんなふうになるんでしょう? 女の人は筋肉がついちゃうと抵抗あるかもしれませんが、筋肉よりも血管。血管が強くなるのはものすごくいいこと。毛細血管が増えるのは、これまでいかされなかった毛細血管があって、それが強くなって網目のように広がってくる。毛細血管はすごく大事。冷え性にもならない。でもやっぱり体形が太くなるのにコンプレックスがある。腕や足が太くなったりするのが女性は嫌みたい。中身を鍛えるならピラティスとかリンパヨガとかいいのかもしれませんね。僕は加圧トレーニングのおかげで、元気がみなぎっていますよ!全然疲れない、何をやっても。無意味に永田町の階段も一段抜かし(笑)。106段。エスカレーターとかぜったい乗らないですもの。登ると疲れるけど30秒くらいすると、もう一回いく?って。神社も全部一段抜かし!大江戸線の階段なんて、もう大好物。 画面でパパイヤさんを拝見すると、そのエネルギーを感じますもん。俳優さんは演じるまでの見えない部分で苦労がありますね。最後に子供の習い事に迷う読者の方へメッセージをお願い致します。 先生に気をつけなきゃいけない。習い事を通じて、自分の可能性をどんどん出せるような教え方をする先生に巡り合えるかどうか。絵を教えるときに、うまい絵を教える必要なんかまったくない。イイ絵を描ける子になってほしいし、イイ歌が歌える子になってほしいし、イイ男の子、イイ女の子、イイ子供になってほしい。「良い子」ではなく「イイ」子。ダンスでもそうですが、上手なダンスには全く興味なくて、イイダンスに興味がある。ある時、うちの下の子が変な絵を描いてきた。緑のがばーっとあって、下に白いのがチョンと草むらみたいな。大根だというんです。上から見たらしくて。上からみると葉っぱがいっぱいあって、チョロンと下に白い物体。そういえば大根ってそうだね。みんな大根っていえば、横に白いのがあって……で、うちの子だけ上から見てた。その絵に僕と嫁さんで大喜びして「やった!でたよ、天才かもしれないよー」って(笑)。 ご自身のお子さんに対する思いとも通じますが、子どもが自分なりに考えて生み出せる視点とか、社会に出た時に負けない競争力をもつのが必要だと? 大事なのは大人が習い事を通じて子どもと話をする、この子をこういうふうに導いていこうとすること。子どもは皆天才、いろんな可能性を持っている。だからこそ優劣をつけなきゃいけない。小さい頃から挫折感をあじあわせなきゃ。大人になって挫折感あじわうから立ち直れなくなっちゃう。ゆとり教育なんてとんでもない話。子どもの時から一番、二番、三番ってつけてあげないと頑張れない。そういう考え方を僕は支持します。皆平均的になんて冗談じゃない。自分の子が劣等感を感じたとすると、それを乗り越える瞬間が大人になる瞬間。それを乗り越えさせないで、いいよ、だいじょうぶ、今そんな必要ないっていうのが一番よくない。うちの子を自然児にしたいっていうのは、つまりそういうことなんです。
---ありがとうございました! <了>
活動インフォメーション
「DUNE'09 ~Earthclean Heartclean~」に出演 鳥取砂丘とは、美しい「空」「海」「砂」をいつでも見ることができる場所。この当たり前のように存在している美しい「SKY(空)」「SEA(海)」「SAND(砂)」の3Sをメッセージ性の強い音楽で世代を問わず永遠に残して行こうと今年から開催されるイベントに、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズが出演。 「DUNE’09~Earthclean Heartclean~」 2009年9月19日(土)鳥取・鳥取市福部町湯山 鳥取砂丘オアシス広場 【出演アーティスト】(50音順) |
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