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ベストセラー「14歳からの社会学」著者 気鋭の社会学者 宮台真司さん『14歳からの社会学』これからの社会を生きる君に(世界文化社)
反抗期のない子は親を越えられない。『14歳からの社会学』これからの社会を生きる君に(世界文化社)

うちは中3の息子が中学入学後ずっと反抗期で一時期は相当なバトルをしました。今、後半になってややマイルドになってきましたが…宮台さんは反抗期ありましたか?

ありましたよ。母のことを蹴っていた反抗的な子でした。学校からの通信簿も親にみせずゴミ箱に捨ててドロドロになったのを学校に返却したことがありました。でも高校へあがるとそんなに反抗することがないんです。反抗期はあってほしい。何かのデータによると3割は反抗して7割は反抗しないらしいのですが、反抗期が無い子は親を越えられないので後遺症が襲ってくる。反抗するだけするとバーンアウトして落ち着くはず。

ちょっと意外です!反抗期の渦中にいると「何でこんなこと言うんだろう?するんだろう?酷過ぎる!」とイライラする親が多いと思うんですが。本の中で「自由とは自分で自分を支えること」というのがあって、まさに反抗期はその試行錯誤の中にいるように思います。

学校という場所は単なる通過点で、「いい学校」を出れば立派な大人になれるわけではない。学校がメチャクチャであればこそ、生徒が自分の足で立って考え、行動することだってあり得る。そういう環境のほうが人を育てることもある。これは社会も同じです。問題があるのが当たり前だと思った方がいい。社会も人も不完全なものです。だからこそ前へ進もうとするんです。

反抗期の時は、学校や家庭や自分の居場所に向かうものなんでしょうか?

そうですね。特に息子は父親との葛藤があります。小さな頃は憧れの存在だけど、だんだん大したことのない大人に感じますし、反抗期だと「こんなことくらい俺だってできる」と見下して「俺ならもっとすごいことできる!」なんて思ったりします。でも反抗期が過ぎて、やがて自分も同じような小さな大人になるのだとわかるものです。

そういうものなんですね。だからこそ反抗期は通ったほうがいいと?自分のことも周りのことも理解できるようになる大人へのステップなんですね。

社会がもっと傾けば地頭のいい人間が出てくると思います。そういう意味でいい時代が来るはずです。沈みかけた社会は、よらば大樹の社会。どうせ沈むなら早く沈んだ方がいい。その時、沈まない人間を作るべきなんです。役割とか組織の力というゲタをはいて過ごすような人ではなく、そういうものを一切頼りにしないけれど人間力に溢れている人。大人が敷いたレールに乗れるような子どもは生き残れない時代になるはずです。

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