■ミステリオでは毎年日本でサマーキャンプをされていますが、他とはどう違うキャンプなのですか。 ミステリオはひまわりみたいに元気に自分の花を咲かせられるところ。 自分らしくいられるところ。 大切に思ってくれる友達にたくさん会えるところです。2001年に誕生したサマーキャンプミステリオは 小学校から高校生を対象にしたアメリカ式のインターナショナルサマーキャンプです。緑あふれる安全な環境の中、子どもたちは遊びを通して毎日新しい発見をしていきます。学校や普段の生活では体験できないたくさんの経験を通して、自分をもっと好きになれるように、自分をもっと信じられるように、新しい発見がたくさんできます。安全を第一に考えるミステリオでは 大学生から70才代までの経験豊かなスタッフたちが、しっかりとお子さま一人ひとりの心と行動を見守ります。
■遊びは具体的にはどんなことをするのですか。 期間中は、英語を日常生活に自然に取り入れながら、午前中は各種スポーツ(テニス、ゴルフ、水泳、乗馬、ダンス他)午後はアート、演劇、音楽、創作書道などから 自分の好きなアクテイビテイー(クラス)を選択することができます。アクテイビテイーを担当するのは、子どもたちの個性が引き出される瞬間をたくさん見守ってきた世界各国から集まったベテラン講師陣たち。同じ目線で対話しあうことを繰り返すうちに、子どもたちが自然と本当の自分に気づいていく9日間です。(※今夏のみ会場の都合により8日間)
■なるほどプログラムの豊富さと濃さ(笑)は、日本のキャンプではなかなか見られませんよね。英語が全然できない子でも参加させても大丈夫でしょうか? 20年以上にわたる私の海外生活から学んだ多くのことをもとに、ミステリオは誕生いたしました。子どもたちが成長する過程の中で、大人も子どももお互いに尊敬(RESPECT)し合いながら、自分で決めたことは最後までやり通す責任感 (RESPONSIBILITY) 、何でもやってみようという勇気 (COURAGE) が大切だと思います。サマーキャンプでの生活を通して、それぞれが持つ個性が引き出され、本当の自分を見つけられる場がミステリオだと思います。だから、英語がしゃべれなくても「話そう」とすることがあれば心配ありません。単語を覚えることよりも、伝えようとする力が大切なのです。
■サマーキャンプを通じ、参加した子どもたちがどんな風に変化するかを具体的に教えてください。 自分で選べるようになる。自分で考えられるようなる。決めたことは最後までできるようになる。好きなこと得意じゃないことがわかるようになる。やさしい気持ち、思いやり、尊敬の気持ちが生まれるようになる。ちょっと学校に行きたくない、と思い始めた中学生。お父さんが厳しすぎてお金はあるけれど愛情をかけてもらったことがあまりない小学生。何をやるにも自信がない、いつも失敗しちゃうとびくびくしていた小学生。こんなお子さんの成長が特に素晴らしい。
■そもそもミステリオの活動を始めたキッカケは何だったのでしょう。 キッカケはアメリカの友人が必ず、幼少の頃の思い出にサマーキャンプの話を持ち出すところから始まります。学校や家庭では感じられない、学べないことがたくさんあるこのキャンプにとても興味があって、ある夏休みを利用してアメリカ各地のキャンプを見てまわりました。すると大人でも、とにかく楽しいということがわかった。このコンセプトをなんとか日本に持ちこみたいと思い始めました。もともと子どもに関わることを最終的にしてゆきたいという夢があったのも事実。でも、どういう形でという具体例がなかった。思いも3年あたため、準備に2年。2001年に念願のミステリオ誕生となりました。
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各分野のベテラン講師が世界各地から集まり子どもの指導にあたる |
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