|
|
|
■子どもを料理上手にするコツって何でしょう? 大人が「だめ」とか「あぶない」といって何でも手助けして、子どものやる気を遮ることなく、失敗してもいいからとにかく体験させることです。鍋は火傷、包丁は切り傷に注意しないといけませんよね。でも言葉だけで「危ない」といっても子どもはわからない。致命傷にならない限り、熱い!痛い!という失敗もして、「今度はしないようにしよう」と思える、リカバーできる「大丈夫」のことばかけをします。あとは、本当においしいものを食べる体験をすること。「これ食べたいから作ろう」という気持ちになります。
■キッチンスタジオに子どもは何名くらい参加されていますか。指導の下どのように変化するのでしょう。 1ヵ月に120人ほど参加しています。下は1歳半から上は小学6年生まで。3~4歳が多いですね。障がい児や強いアレルギーの子もいます。公平な抽選で参加者は決めています。教室に参加することで、自分に自信がもてるように積極的になりますし、達成感が実感できます。料理ができあがることが目的ではなくて、プロセスを体験することが大切なんです。そこでたくさんの発見をすること。子どもは体験を通して発見するんですね。
■普段やりなれていない子もいるでしょうから料理体験はワクワクしますよね。何人くらいにレッスンを? 5人ずつチームになって一汁三菜を作ります。コープから食材を取り寄せて、お米もこだわっておいしいものを。お味噌や梅干しも家でつくれるので伝授しています。今は、らでぃしゅぼーやの子ども対象クラス(40名)と、幼稚園7クラス(170名ほど)、おでかけキッズキッチンという10人1グループのクラス(120人くらい)をスタジオ総がかりで教えています。
|
⇒ [ 3 ]を読む |
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
|