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フィジカルトレーナー 中野ジェームズ修一さん水泳が大好きなわけでなく友達と一緒にいたかった(左から2番目が中野さん)
ひとり一人の成長に寄り添うのが指導。水泳が大好きなわけでなく友達と一緒にいたかった(左から2番目が中野さん)

中野さんの子ども時代はどんな?今のお仕事につながるエピソードはありますか?

「しなければならない」「そうすべきだ」という思いが強い子でした。自転車走行の安全知識を教えに、おまわりさんが学校へレクチャーしに来てくれました。横断歩道の所でちゃんと止まって右左を確認する・・・という、あれです。でも、その日の帰り道に一般道で見かけたおまわりさんは、そんな動作はせずに走っていった。それを見てショックで母に伝えて、警察署の一番えらい署長さん宛に「おまわりさんは僕らに教えてくれた通りにやっていませんでした。ぼくはなっとくできません」と手紙を書きました。翌朝、電話が掛かってきて「お手紙ありがとう。きょうおまわりさん全員に伝えたからね」と。小学2,3年生の頃の出来事です(笑)。

おもしろいですね。その視点はスポーツトレーナーの仕事に生かされていますか?

トレーナーになりたての頃は、クライアントに宿題を出してもちゃんとこなさないと「なんでやらないんだ」と頭ごなしでした。勝ちたいなら宿題こなすのが当然だと思っていましたから。ただ、それでは勝てなかった。僕の妥協できないこだわり特質は、心理学を学ぶうちに変化しました。いろんな性格の人がいるから、自分の考えと違って当たり前だということに気付かされたのです。単一な指導ではなく、ひとり一人の個別性に沿って指導のほうが良い結果を生み出すのです。

新刊では子ども時代の過ごし方が将来の健康につながる点を強調されています。子どもの頃、中野さんはどんなスポーツを?

3歳から水泳を。きっかけは3つ上の姉がスイミングクラブへ通っていたからです。姉の後ろを追って通い始めました。他にも、ミニバスケット、野球、スキーなどいろいろ機会を与えてもらえました。水泳はそれほど好きではなかったのですが、スイミングクラブで一緒の友達と離れるのが嫌で、合宿も一緒に行くし、選手コースにも一緒に…という感じで(笑)。強い思い入れもなく、水泳しかなかったので、進学先も水泳で決めました。 卒業後は水泳の指導者に。強化選手育成の指導をする一方で、高齢者や子どもの水泳指導も並行して行っていました。この時点ではまだ「泳げない人を泳げるようにするにはどうしたらいいか?」ということがわかっていなかった。なぜなら自分は3歳から泳げていたので、泳げない人がなぜ泳げないのか?理解できなかったのです。教え方が上手な人というのは、なぜできないか?に共感できる人だと思います。その後、体のメカニズムが好きでスポーツの現場でトレーナーとして歩むことになりました。

渡米されてロスアンゼルスでトレーナーを始めようと思われたきっかけは?

アメリカと日本を行ったり来たりして20歳前後でロスで学生をしていたとき、パーソナルトレーナーという存在と出会いました。まずびっくりしたのは、スポーツジムに行くと黒いTシャツに自分の所属ジムの名前と電話番号を白文字でプリントしたパーソナルトレーナーがたくさんいたことです。これって何の人だろう?と周りに聞けば、パーソナルトレーナーということでした。当時は日本でその肩書は認識されておらず。試しに3か月で自分の理想の体になれるか?あるトレーナーと契約してトレーニングを続けたところ、本当に理想的なスタイルができた。これは日本でも広めたい、と思いました。

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