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子供の習い事トップ > ブログ・コラム・特集 > シリーズ・この人に聞く!第177回 > 3
サッカーコンサルタント 幸野健一さん現在プロサッカー選手として活躍する志有人さんが小学生の頃。
無意識こそ悪。常に考えて動くべし。現在プロサッカー選手として活躍する志有人さんが小学生の頃。

幸野さんの息子さん志有人(しゅうと)さんはプロサッカー選手として活躍中で、娘さんもおられますが、お子さん二人を育てるうえでどんな教育方針をお持ちでしたか。

できるだけ早い時期に好きなことを見つけること。早く見つければ、その分夢を実現するために準備ができる。僕は海外へ連れて行ったり、映画を観に行ったり、子どもに刺激を与えられるような時間を過ごしてきました。その中で、子どもがおもしろいと思うものと巡り合った。親は寄り添うだけで、あとは子どもが切り拓いていくものです。最初のきっかけを与えることです。

志有人さんは12歳で家族を離れて福島のサッカーチームに所属されて寮生活。その後16歳でプロサッカーデビューを果たされました。ずいぶん早い時期に道を決められましたね。迷いなく送り出されました?

JFAアカデミー福島に行くことは本人が決めました。小さい頃からものすごく自我の強い子でした。もともとプロになりたいから、小学校卒業したら家を出てやっていきたいと言っていたんです。それはやはり僕を見てきたというのもあるし、自分で考えて親から離れて自立することがプロへの近道になると思ったのでしょう。実は、その前に6年生でアルゼンチンのボカ・ジュニアーズにスカウトされたけれど、海外でしたので母親が反対して行かなかったんです。福島なら長いキャンプに行くくらいの気持ちで行ったのでしょうね。当時、1期生でしたから想像力も働かなかったと思います。自分のことは自分で決めなさい、というのは僕が自分の父親から同じように言われて育ちました。

それにしても12歳で寮生活、16歳でプロサッカー選手デビューという最年少のサッカーエリートコースに思います。親はどのような心構えが必要でしょう?

スペックだけ見ると確かに最年少ですし、どうしたらそうなれるのか?とよく聞かれます。サッカー流・星一徹のような英才スパルタ教育をしてきたのでは?と言われたり。実際はその真逆です。関わらないようにしてきました。究極の自立をしなければそこに到達できない。本にも書きましたが、子どもに失敗させることです。ほとんどの親は頭ではわかっていますが、例えば忘れ物をすると親が届けてしまう。親が、道を平らにしてしまう。そうすることは、子どもから考えることを奪っているのに、親は手を出していることすら無意識だから気づいていない。子どもに何か言う前に、今それを言うべきか考えることが必要です。

では最後に、特にスポーツをしている子を育てる親へ何かアドバイスをお願いします。

日本は世界で一番考えない民族です。便利を追求しすぎて、すべて先回り。人は考えることを奪われてしまった。サッカーの練習メニューすら、なぜそれをするのか?どんな意味があるのか?10歳の子どもですら質問するイギリスと、監督に言われた通り練習メニューをこなす日本。ピッチに出たら、自分で考えて球を回さないとならない。ヨーロッパに勝つには、自分で考えるという意識の違いからですね。例えば、日本の英語教育も今や小・中・高と9年間くらい勉強しても全然話すことができないのは、学習方法がダメだから。読み書きよりも、聞けて話すことが大切です。サッカーができて、英語ができれば、世界で通用しますから。

---ありがとうございました!
反骨精神を持つロッカー体質の人が私は好きですが、幸野さんはサッカー界を牽引するスマートなロッカーと言えるかもしれません。自分の生き方は自分で切り拓くのは、当たり前のようでなかなか難しい。コロナ禍で内向きになりがちな今こそ、靄を晴らすべくキッパリとしたケン語録は気持ちがいいです。どこから読んでもやさしく、日常でヒントになるメッセージが詰まっています。これからも応援しています!

取材風景

2020年9月リモートによる取材・文/マザール あべみちこ

活動インフォメーション

幸野 健一 書籍紹介

パッション 新世界を生き抜く子どもの育て方

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歌人 俵万智さん

次回は、歌人の俵万智さんが登場。デビュー作である歌集『サラダ記念日』は280万部のベストセラー。代表的な短歌【『この味がいいね』と 君が言ったから七月六日はサラダ記念日】では何気ない日常を短歌にし、身近な視点から感情の機微を伝えた。デビュー作から33年経ち、昨年出版した歌集「未来のサイズ」で歌壇の最高峰とされる迢空賞を受賞。世相も織り込む三十一文字で表す豊かな世界、子育てで感じた思いなどお聞きしました。どうぞお楽しみに!

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