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主婦の半径5mの生活を歌う スーパー音楽家 秦 万里子さん双子の娘を女手ひとつで育てながら音楽活動を続けてきた。
双子の娘への教育方針は「オンリーワンになれ」双子の娘を女手ひとつで育てながら音楽活動を続けてきた。

双子のお嬢さんも音楽の道を歩き出しました。

小さな頃は、人に迷惑をかけないこと。大きくなってからは、オンリーワンになること。私は「音楽家になってほしい」とは思っていませんでした。職業にすることならプロになりなさいと。音楽家ではなくとも、たとえば八百屋さんになるなら、お客さんが店に入ってきた途端に顔色を見て「奥さん、今日の顔色あまりよくないね。ビタミンBが足りないよ。だから夕飯はチンジャオロースで決まり!」と言えるようなプロに。お花屋さんをするなら、人が行きたくなるお花屋になること。ただお花を並べて売ればいいというわけではありませんよね。知識も豊富にあって、お客様には細やかな気遣いがあり思いがある。何をするにも、そういう心を忘れてはいけない。そうした覚悟で2人とも道を決めたようです。

音楽家になるために、こんな努力をしてきた!ということはありますか?

努力をしてきたことって無いと思います。小学生の頃、音楽室の作曲家たちの肖像画を見て「なぜ女性がいないんだろう?」と思って、私が作曲家になる!と決めていました。音楽やっていることは全然苦しくなかったですし、それは今も変わりません。

小さな頃はピアノの他に何か習い事はされていたのでしょうか。

当時の私は、習い事は「一人ひとつ」しかできないものだと思っていました。バレエを習いたくて幼稚園時代に、どれだけバレエ教室の前に佇んでいたことでしょう。ある時、TBSの某番組で踊りたい女の子を探しているのを知って、迷わず立候補してめでたくTBSデビューを飾ったのが4才の頃。

ピアノを弾くのが一番お好きだったのかと思いましたが、踊ることもお好きだったんですね?

人前で踊ったり歌ったりするのが楽しくてしょうがなかったんです。小学校の学芸会では、蝶の役で今でもセリフを覚えていますが「どこへ行くんでしょうねえ(もったいぶって)」という1行だけのセリフ。少しでも長くスポットライトを浴びていたくて(もったいぶって)まで言って、先生に「万里子さん、カッコは言わないでいいよ」と何度も指摘されていました。だって一行しかないんだもん(笑)。その時に歌った歌も、今でも歌えます。

大爆笑です。一つひとつの思い出がとても克明で具体的に覚えてらしてスゴイですよね。記憶力が抜群に優れていらっしゃる。

視覚と聴覚で覚えていることが多いのです。例えば、授業参観の時に友達のお母さんが着てきた洋服の色とかね。
それから特技で、ピンポイントで人のことを視覚で小さくできるんです。小学生時代、苦手な先生がいて「はやく授業終わらないかな~」と思っているうちに、きゅ~っと小さくできる技を身につけたの!(笑)「威張っているな!エイ!小さくしちゃえ」…と思うわけです。これは今でもできるんですよ。

杉並区の生家にて。4つ違いの妹・典子さんは作詞家として現在活躍中。

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