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ボーダレスに活躍する数学者 秋山 仁さん数学者の第一線として世界各国で活躍し教鞭をとってきた。ユニークな考え方はどの国でも絶賛。
徳・体・知、真の教育を追究数学者の第一線として世界各国で活躍し教鞭をとってきた。ユニークな考え方はどの国でも絶賛。

先生は研究者としての他に、現在は東海大学教育開発研究所の所長というお立場でいらっしゃいます。具体的にはどんなお仕事に取り組まれていらっしゃるのでしょう?

知育偏重の教育を推し進めてきた日本は、徳育や体育を疎かにしがちだ。昔なら14歳で自立をした「元服」でしたが、今はかなり自立の年齢が上がっている。発達段階をみながら徳育や体育、知育のバランスのとれた教育を東海大では行っています。安っぽい教育を打破して、人のために尽くすとか、「その人がいてくれることによって私の人生がよくなった」と言ってくれるような存在を目指し、そういう人間を育てようと創始者の建学の精神に基づいて教育開発研究所が98年設立されて、東海学園グループの20あまりの初中等教育に携わる教員の指導力の強化と授業の質の向上を常に図っています。他の中高一貫教育の私学と比べて、かなり真剣に教員たちが勉強をしていると思います。
そのお手伝いをするのが私たちの役目です。

先生方の先生ということで、教員の腕を鍛え直しているわけですね。
では、秋山先生は中学と高校のどちらが大切な時期だと思われますか?

中学です。もっと遡れば一番基礎になるのは幼稚園、保育園。その次大切なのが小学校。10歳頃までに他人との関係すなわち、社会生活や我慢の仕方を学ばせる。中学校では自立や奉仕の精神や自分で責任を取ることを知る経験も必要です。だから高校よりも中学に、もっと教育の重きを置かないといけない。
偏差値でしか学校選びができない親も、真の教育とは何かを学んだほうがいい。
難関大学への合格者を何名輩出しているかで、その学校の良し悪しを決めるなんて感心しないな(笑)。世間がそれを望んでいるなら、世間のレベルがまだまだってことだね。

多忙でありながら、駿台予備校の講師をずいぶん長くお勤めになられましたね?

受験生は真剣だから、やり甲斐があった。
大学院生の22~3歳頃から50歳くらいまでバイトでしたが週1、2回教壇に立っていました。一線を退いてからは、名誉校長とか顧問として現在に至っています。

では、最後にこれから子どもに習い事をさせたい親世代へメッセージをお願いします。

お母さんがまず何でもいいからやってみておもしろいことを発見する体験をしてみたらいいと思う。ガーデニングでもお料理でも本を読むことでも何でもいいから夢中になること。そういう楽しそうな親の姿を子どもに見せると、なんだか楽しそうだなと思うでしょう。子どもを算数好きにしたいなら、親がまず算数好きになることです。自分は嫌いなことを子どもだけに押しつけて、やれやれと言っても無理ですよ。まず親は自ら範をたれることです。
まず、親が新しいことにチャレンジすることです。

---ありがとうございました!
秋山先生の子ども時代の話は、中1になったうちの息子と共通点がたくさんあり、興味津々でお話しを伺いました。ペーパーテストで判断するような学力を重んじるのではなく、「徳・体・知」の教育理念に基づいて先生方の教育を行っていらっしゃるとのこと。ぜひ学校の現場でこの理念を叩きこんでほしい!と願わずにはいられません。
これからも第一線でお元気でご活躍ください!

<了>
取材・文/マザール あべみちこ

活動インフォメーション

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