監督も以前はサッカー選手でした。なぜ指導者のお仕事を選択されたのですか?監督として、どんなことを大切にされていますか? もともと指導者になりたかったこともあり、また人に伝えることが楽しいと思っていたので。プロ選手を育成する立場なので、勉強(知識)や様々な人との交流で、人間性を磨くことが大切です。 選手を引退してから、指導者へ転向しました。選手のときはとにかく負けたくない気持ちが非常に強かった。だから怪我でのきついリハビリにも耐えることができました。 ご自身が12,3歳の頃は、どんな習い事をされていましたか? つくば出身ですが、もともとサッカーが根付いている地域ではなく筑波大ができたことで、うちの父親などを中心にサッカークラブを立ち上げることになった。 地元の少年サッカーチームに入っていましたが、仲間と木登り、鬼ごっこ、野球、水泳など色々な遊びをしました。 なるほど。お二人ともサッカーが一番お好きだったということですね。 基本的に、自分の判断に任されていましたが、「ちょっとは、勉強しろ!」と。 とにかくサッカー馬鹿でしたが、何事も一生懸命に、人様に迷惑をかけないことをふまえて育ててもらいました。 今回のW杯では日本のチームプレイのよさが際立っていました。 すべてのサッカー選手の目標である大会。今の選手が育って、ぜひ闘ってほしい。 昔は遠い存在でしたが、今はW杯に日本代表が出場するのが当たり前になってきた。しかし結果が出ていない。世界はもっとレベルが高い。だから若年層から甘えを許さないトレーニング環境を与えなければ、世界に勝つことはできません。 |
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